活動報告(2012年4月~2013年3月)


2013年3月27日(水) 「春よこい!早くこい!」


 その昔、カワセミの巣があったとか・・・

 ヒキガエルの卵を引き上げてみると・・・

◆実施日 2013年3月27日 (水)10:00~12:00 

案内人:みよちゃん、サブ:加藤さん 他4名
参加者:18名 

今年度最後の散策会です。
雪が多かった年の割には、3月に入ってから暖かい日が続いて桜が早くも満開となりました。

まず初めに、薬木広場横の管理道にあるカワセミの巣を紹介しました。その昔まだこの辺りにカワセミがいたようです。崖にまあるい巣穴がくっきりとあいていました。ここ数年カワセミの姿はこの辺りで見かけることはなくなりました。残念なことです。

桜広場手前の池にはアズマヒキガエルの産卵あとがありました。棒で引き上げるとまるでトコロテンのようです。あまりのグロテスクさに女性陣から歓声が上がりました。
アズマヒキガエルは通常林の中で小動物を食べながら生活し,冬は地下で冬眠します。春に冬眠から覚めて池などの産卵場所へ移動し、10,000個程度の卵をゼリーに包んで産み付けます。産卵期は比較的短く、1つの産卵場所に多数の個体が集まって雄が雌を争奪する、いわゆる「カエル合戦」が繰り広げられますが、ちょうど1週間前にその場面に遭遇し、雌の上に2匹の雄がのっかっていました^^ 子孫を残すのもまさに戦いですね。

桜広場から森の中を歩いて、ヤママユのマンションの話、今が花盛りのショウジョウバカマやヒサカキの花等を紹介し、最後は草広場で色あわせゲームをして一年を締めくくりました。

□今日案内した内容

カワセミの巣、アオキ、トチノキ、オニグルミ、ヒキガエル、ヤママユ、ショウジョウバカマ、ヒサカキ、ハクモクレン、ニワトコ、アセビ、色あわせカード



2013年3月24日(日):
森のようちえんのサポート報告


 花びらを拾いながら展望台へ!

 途中で出あったお馬さん^^

◆実施日 2013年3月24日 (日)10:00~14:30 

小学生の散歩 (サポート 宮部さん・ほりちゃん)
 小学生組は今日もやりたいことによって3つのグループに分かれました。遊び中心の2グループと山登りの1グループです。
 山登りグループは、三田洞展望台を目指します。行く途中でいろいろな植物を観察することができました。咲き始めたオオイヌノフグリ、ショウジョウバカマ、スミレ、ツバキの花たち。また見るだけでなく、クスノキの葉の匂い、ヒノキの実の匂い、ヒサカキの花の匂いなど鼻も使って自然観察。
 展望台では、鳥を観察することもできました。シジュウカラにヤマガラ。鳥が逃げないように静かに観察しているとどこからか、ウグイスの鳴き声が・・・「ホ~、ホケキョ!」
 
くま組(年長) (サポート たっちゃん・米原さん)
 くま組さんは今年で「卒園」となります。これまで、頂上まで歩いたことはありません。最後の日だから頂上まで行ってみようよという先生の誘いに、子どもたちもやる気を見せてくれました。
 「まだ?」「疲れたよ~」の声も途中で聞かれましたが誰もやめるとは言わずに、無事に全員上りきることができました。山頂に着くと嘘のように元気になり、眺めを楽しんでいました。充実感のあるお弁当タイム。先生から卒園記念の「葉っぱのメダル」授与式。先生のフルートにあわせ歌い、踊る子らに 山頂の他の皆さんも目を細めてくださいました。

 これで今年度の森のようちえんは終了となります。月に1度だけの活動ですが、子どもたちは確実に成長しています。大人たちは、元気な子どもたちと森から元気をもらっているような気がします。



2013年3月22日(金)
:「椿洞散策」


 サクラの芽の観察と説明

 10円玉がきれいになる草を探そう!

◆実施日 2013年3月22日 (金)13:00~15:00 

案内人:中さん、サブ:大野さん、宮部さん
参加者:11名 

今年初めての挑戦です。畜産センター公園で自然散策を行いました。
午前中ウオーキングのレクチャーの講習が有り昼食をはさんで1時からのスタートです。
各自の自己紹介が済んだ後11名で散策開始です。
季節柄、桜の花芽についてはスルーするわけにはいきませんので花芽と葉芽の違いを簡単に説明。
その後クチナシグサの経過観察をお願いして今日のハイライト。
どの草で10円玉が磨けるか?を土手で行いました。
参加者は子供のようにあの草、この草で一生懸命磨きその内にスイバやカタバミにたどり着きました。綺麗になって行く様子を自らの手で観察して驚きの様子でした。その後簡単な説明を2.3種類行い北展望地へ。

此処で2つ目のハイライト、袋の中のヒサカキの匂いを嗅いでもらい3択(塩ラーメン・漢方薬・花)から正解を見つけて貰いました。花と正解した人は一人もいない中どの木から匂うのか見つけて貰う事にチャレンジ。
4名ほどがヒサカキを当てて雌花と雄花の違いを観察。その後ソヨゴ・アオハダ・ネジキ・カタクリ・テーダマツ・等簡単に説明して2時間の散策を終了。

参加者からの感想
椿洞の散策は初めての方が多くこれからも参加したいとの声が多数でした。
一番印象に残ったのは「毎年この時期になると気になっていた匂いの元(ヒサカキ)が今日分かって長年の悩みが解消されてすっきりしました。」と言うコメントでした。
参加者の皆さんこれからもどんどん参加して思わぬ発見をしてくださいね。



2013年3月16日(土):「春一番、こんな春みつけた」


 サクラの芽の観察と説明

 ホトケノザって???

◆実施日 2013年3月16日 (土)10:00~12:00 

案内人:横山さん、サブ:宮部さん 他6名
参加者:21名 

なかなか天気に恵まれない土曜日の散策会でしたが、今日は絶好の散策日和となりました。
さて、どんな春に逢えるかな?春探しに出発です。

まずソメイヨシノの芽。丸く膨らんでいるのが花芽、少し細いのが葉芽。
ウワミズザクラは葉っぱと花のつぼみが一緒に入っている混芽です。同じサクラでも違います。
棒でスギの枝をトントンとしたら黄色い花粉がファ~。この花煙をあげた犯人に対し、ワァ~!と声が上がりました。
スイバの茎を口にし、「久しぶりに春の味」、「昔よく食べた」との声。
ニワトコは、今がちょうど食べ頃。でも沢山食べると下痢します。ふれあいの森は採取禁止ですので、たった一本のこの木、温かく見守ってください。
薬木の広場では、ヨモギの赤ちゃん(新葉)がいっぱい。今日はサブの宮部さんが、お灸を作ってきてくれました。若い葉で作ったものより、去年の枯れた葉で作ったお灸の方がより良い香りでした。
最後は、足元の草花を摘んで万華鏡です。初めての人がほとんどで、自分の作品にウットリ。
「万華鏡、どの様にして作るんですか?」など質問もあり、皆さん大感激の様でした。

□今日案内した植物

花芽、葉芽、混芽・・・ソメイヨシノ、ウワミズザクラ
花・・・スギ、ノボロギク、ホトケノザ、アセビ、サンシュユ、ツバキ、ショウジョウバカマ、アオキ、ユキヤナギ、オオイヌノフグリ
つぼみ・・・スイバ、ニワトコ
新葉・・・ヨモギ



2013年3月11日(月):「百々ケ峰」チャリティー登山


 展望のよい管理道を歩きます

 山頂で1分間の黙祷

◆実施日 2013年3月11日 (月)10:00~12:30

案内人:中さん、サブ:8名
参加者:27名 

当日まで参加者の人数が分からないためドキドキの開演待ちです。
予定時刻がせまっても参加者は身内ばかりで、中日新聞の記者が取材に来ているのにこの状況では絵にならないな~~と内心焦っていました。
でも神は見捨てませんでした^^
先ずは天気。昨日と打って変って底が抜けるような青空。しかも適当に冷え込んで風も無く花粉の飛散なし(^。^)y-.。o○ 一般参加者もギリギリ駆け込んで27名でのスタートです。

初めにふれあいの森の植生と百々ケ峰の山頂の位置を説明し、キャンプサイドまで歩きます。
トイレ休憩の後、登山道に入りキツツキの穴、アカメガシワの生活史、ユキノシタの効能、カラスザンショウの特徴、コナアカミゴケ等を取り上げて11時に三田洞展望台に到着。
ここで小休止の後、再び森の中へ足を進めました。
シキミ、ヤマコウバシ、ミズメ、テイカカズラ等の案内を加えながら最終のトイレ休憩を済ませていざ頂上へ!途中、遠く御嶽山や恵那山が望めました。
12:20頃山頂に到着。
あれから2年、ここに至るまでの思いをお話してから東北に向かって1分間の黙とう。
そして解散しました。
この辺りは何の変化も無く物事が解決したように錯覚しがちですが、現地では何の進展も無い模様です。原発の問題は少し場所がずれていたらこの地方になっていたわけです。とても他人事ととらえる事は出来ません。何とかしなければ・・・今それぞれが出来る事で良いので何かしなければ・・・その思いだけでも良いので何とかしなければ・・・
明日からまた3年目を迎えますが、チャリティー登山は5回までは何としてもやり遂げたいと思っています。皆様のご協力をお願いします。

今日参加して頂いた皆様、心より「ありがとうございました」。



2013年2月24日(日):森のようちえんのサポート報告


 初めてのかんじきにみんな取り合い!

 やっとこさ三田洞展望台につ~いた!

◆実施日 2013年2月24日 (日)10:00~14:30

小学生の散歩 (サポート 宮部さん・ほりちゃん)

今日も少しですが雪が積もりました。雪だるま、かまくら作り・・・やりたいことはたくさんあるようですが、少しの積雪と太陽との格闘・・・はたしてどこまでできるかな。

小学生組は今日もやりたいことによって二つのグループに分かれました。遊び中心のグループと山登りのグループです。

山登りグループは、頂上まで行きたいと張り切っていましたが、途中でいろいろな誘惑に負けてしまい、三田洞展望台がゴール地点となりました。

^^;誘惑その1
先生が持ってきた手作りの「かんじき」 。ヒノキでできた不思議な履物に興味津々で、「ぼく、履きたい!」「私も!」と交代でかんじきで坂道を歩くために、なかなか進まず(-_-;)

^^;誘惑その2
三田洞展望台に着くと大きなカメラがいくつも並んでいました。どうやら鳥を撮影している様子です。その中の親切な女性の方が、撮影した鳥を見せてくれて説明もしてくれました。さっきまで雪ではしゃいでいた子どもたちも、じっと聞き入っていました(^o^)丿

山から戻ると積もっていた雪はほとんどとけていました。子どもたちが帰った後に野原をふと見ると、落ち葉がたくさんくっつけた雪だるまが・・・。積雪が少ない野原で雪だるまを転がしながら大きくしたのかな。

もうすぐ3月。少しずつ春に近づいていきます。

           葉っぱの洋服を着た雪だるま→→→    



2013年2月16日(土):「きままに散策」


 マンサクの観察と説明

 ヤママユとウスタビガの違い

◆実施日 2013年2月16日 (土)10:00~12:00 

案内人:中さん、サブ:4名
参加者:17名 

今年はじめての散策会です。
昨夜から冬型が強まりとても寒い朝になったのですが、17名もの方に参加していただき大変賑やかな幕開けとなりました。

「気ままに散策」とは言え、せっかくなので見やすい野鳥を探して貰えるようコツを伝授。
さらに迷彩色の布とバッグ&ジャンバー計3点をヒノキ林に隠し、どこに隠したのか探してもらいましたが流石に迷彩色は見つけにくいようで誰もわかりませんでした。シメシメ!(^^)!

アオキやトベラそしてマンサク・ヤブコウジ等々目につきやすいものの案内。
そして一番目につく落ち葉の種類集めゲームをしたり、冬枯れの森で目につく繭の色々、枯れ木?と勘違いしやすいコナラやアベマキの離層のでき方など「気ままに散策」の名に恥じない出し物の豊富さでした。

最後にコウモリガの糞で出来た隠れ家の観察をして終了です。
冬枯れの森でしか味わえないネタの数々に参加された参加者から「はー!ほー!へー!」が聞こえてきました。
最後にカワラヒワ・エナガ・そして珍しくミソサザイ迄もが応援参加してくれたことを付け加えさせていただきます。



2013年1月27日(日):森のようちえんのサポート報告


 大人も子どもも雪合戦に夢中!

 苦労してやっとかまくらができた!!

◆実施日 2013年1月27日 (日)10:00~14:30

小学生の散歩 (サポート なかさん・ありさん・ほりちゃん)
くま組(年長) (サポート くにさん)
りす組(年少) (サポート たっちゃん)


待ちに待った積雪です!
しかも今日の天気は晴天で、絶好の雪遊び日和となりました。
集合前から雪の中を駆け回って、雪まみれの状態で集合した子もちらほらと。

雪で何をして遊ぼうかな?
雪合戦は男の子に人気です。遊んでいるうちに雪を当てる標的が大学生のお兄さんや男の先生になっていきます。最後には汗をかいたかのように、頭や服が濡れていました。

雪だるま作りはみんなに人気なようで、あちこちに雪だるまができていました。
大きいもの、小さいもの、棒で手ができたり、バケツの帽子をかぶったり、落ち葉の目ができたり、いろいろな工夫がみられました。雪ウサギも何匹も見ることができました。ナンテンの実で赤い目、中にはジャノヒゲの実で青い目のウサギも!

いちばん苦労していたのは、かまくら作りでした。
雪を集めてもなかなか大きくならず、中に人が入ることすらできなさそう・・・そこで大人の助っ人が登場。スコップでせっせと雪を運び、固めてお手伝い。あるグループはお昼をすぎても出来上がらず、昼ごはんも後回しでかまくら作りをしていました。おかげで何とか人が一人入れるぐらいのかまくらが完成!遊びに夢中になっている子どもの集中力には脱帽です(^_-)

          赤い目の雪うさぎが勢ぞろい→→→



2012年11月28日(水):「あんな実 こんな実 みつけよう」


 ゲンノショウコの種子をさがしましょう

 ダーツ大会で盛り上がります(^0^)

◆実施日 2012年11月28日 (水)10:00~12:00 

案内人:大門さん、サブ:洞ちゃん 他4名
参加者:10名 

今年一番の冷え込みの中、いろいろな実を観察しながら散策します。

ヤマノイモとオニドコロの種子の違いってわかりますか?
ヤマノイモは円盤型、オニドコロはプロペラ型、どちらも滞空時間が長いように、遠くに飛べるように工夫されています。
 
テイカカズラは香りのよいプロペラのような花を咲かせますが、種子もなんと優雅で美しいのでしょう!ふわふわした綿毛をとばしたら、皆さんウットリ目で追いました。

きょうの散策会で紹介した草の実
□風を利用する種子・・・ヤマノイモ、オニドコロ、キササゲ、テイカカズラ
□動物を利用する種子・・・くっつきむしはイノコヅチ、チヂミザサ、ヌスビトハギ、オナモミ
□鳥に食べて遠くに運んでもらう・・ナンテン、ニシキギ、アキグミ、ヤブコウジ   
□自分ではじけて種子を飛ばす・・・ヤブマメ、ゲンノショウコ  など

最後にくっつきむしの代表格オナモミを使って、ダーツをしました。
みなさん、童心にかえって歓声をあげ、ワイワイ楽しみました。
さまざまな種子の工夫を見ることができ驚きと発見がたくさんありました、との声でした。

今年最後の散策会となりました。
来年2月、冬の森でまたお会いしましょう!



2012年11月25日(日):森のようちえんのサポート報告


 アキグミの実、どんな味かな?

 森でたべるサンマは格別おいしい!

◆実施日 2012年11月25日 (日)10:00~14:30

小学生の散歩 (サポート なかさん・ありさん・ほりちゃん)
くま組(年長) (サポート くにさん)
あり組(年少)(サポート たっちゃん)


今日の活動の中心は、「焼きサンマ」です。
サンマだけでなく、サツマイモやマシュマロも焼いて食べます。
この活動は、森のようちえんの秋の恒例行事となりました。

サンマを焼く前に、まずは秋が深まった森を散歩。
森は落ち葉が多くて、木をゆらしたり、落ち葉をすくって友達にかけたりして遊びます。まるで葉っぱのシャワーのようです。
歩いていて見つけたのはアキグミの実。
ちょっと味見をしてみたら・・・「う~ん、なんか渋いよ」「まずい!」「私はこれ好きだな、お母さんへのお土産にする」など、子どもによって感想が違いました。
また、フユイチゴも見つけました。これは昨年も食べておいしかったことを覚えている子も多く、葉をお皿にしてたくさんフユイチゴを集めている子の姿もありました。

秋の森を楽しんだ後は、待ちに待った昼ごはんです。
小学生たちはサンマを焼く作業をお手伝い。焼きたての熱々サンマを丸ごと1匹ぱくぱく!
森で食べるサンマは、みんなで食べるとさらにおいしく感じました。

森からはじまる水の一滴がおいしいサンマになるのですね(^_-)



2012年11月4日(日):第2回 森で婚活「ドングリでクリスマス?」


 はじめに緊張のときほぐし

 参加者のあつ~い思いがこもった作品

◆実施日 2012年11月4日 (日)10:00~12:00 

案内人 くにさん、サブ:堀ちゃん 他3名
参加者 男13名 女10名 計23名

天気はいいのに、空気は寒い。森の中はもっと寒い。でも寒さなんか参加者の熱い気持ちで乗り切れる!という、主催者側の勝手な強い思いのもと、森婚を開始しました。
今回は、男性13名、女性10名の参加です。
最初に、輪になって名前を発表してもらった後、ネイチャーゲーム「はじめまして」で初対面の緊張感をときほぐしていきます。
それから秋の森の中をみんなで散策しました。
カツラ門の下では落ち葉の匂いをクンクン。
知ってますか?カツラの落ち葉って甘い香りがするんですよ。

秋の空気をたっぷり満喫したら、四季の森センターへ戻って広場でクラフト作りを開始!
クラフト作りは、10分ごとにチームの中の男性を移動させながら、すべての参加者同士が会話できるように、という作戦です。
1時間かけて自然素材を使ったクラフト作りを楽しんだ後は、カップリングカードに気になる異性の番号を記入してもらいました。
そして男女の番号を引き合わせたところ、1組のカップル成立!!
2時間という短い時間で、男女2人の思いが通じるな・ん・て☆
もし、このまま、カップリングが成立すれば、うれしいっ!(><)
  
ご結婚が決まりましたら、教えてくださいねー
  (↑気が早すぎっ!!)

次回は、翌年春に開催予定です。
春、草花、はてさて、なにをネタにしましょうか(^_-)



2012年10月24日(水):「五色の森へ」


 カラスうりの種子はどんな形かな?

 打出の小槌をサイフに入れておくと
 お金が増えるかも(^_-)

◆実施日 2012年10月24日 (水)10:00~12:00 

案内人:加藤ちゃん、サブ:みよちゃん 他4名
参加者:22名 

さわやかな秋晴れのもと、大勢の人達と森の散策を楽しみました。
紅葉の時期としては少し早いようでしたが、森の中に入ってみると一部の葉はすでに赤や黄色に色づきはじめ、秋の恵みの木の実もありました。
今回の散策会で巡り会えた秋の自然を紹介します。 

□ 紅葉 
  カツラ(黄葉、茶葉と甘い香り)・ナツハゼ(赤葉)・ヤマウルシ(ウルシ3兄弟の話)

□ 木の実
  ノブドウ(緑、青、紫色の実)・コバノガマズミ(赤)・ゴンズイ(赤と黒)
  ナツハゼ(黒、ガクの模様)・ヌルデ(実についた塩)

□ 秋の七草
  ヤマハギ・ススキ
  秋の七草の覚え方「おすきなふくは」

□ その他
  アカメガシワ(薬用、樹皮)・カラスウリ(実と種)
  虫コブ(クヌギハマルタマフシ、ヌルデミミフシ)

カラスウリの種子は「打出の小槌」にそっくりなので、財布の中に入れておくとお金が増えるかも、と皆さんにプレゼントしたら、顔色がぱ~っと明るくなって大変喜ばれました。今日一番のおみやげだったかも(^。^)y-.。o○
森の中にはすでに秋の空気が漂っていて、皆さんと一緒に秋の気配を肌で感じ取ってきた散策会でした。



2012年10月21日(日):森のようちえんのサポート報告


 さあ~ 探検にでかけよう!

 アカタテハとルリタテハが仲よく(^-^)

◆実施日 2012年10月21日 (日)10:00~14:30

今日は秋晴れのよい天気の中、森のようちえんを行うことができました。

小学生&大人の散歩 (サポート なかさん
今回も小学生は「自由遊びチーム」と「森探検チーム」の2チームに分かれました。森探検では子どもだけでなく、「親の散歩チーム」も一緒に探検をしました。
樹液に集まる昆虫たちに、みんな興味津々!また、秋ならではの紅葉をテーマに色づく木を観察しました。ユリノキ・アオハダ・ヤマモミジ等、これからどんどん色づいていくことでしょう。

くま組(年長) (サポート たっちゃん)
木の実を拾ったり、バッタやカマキリを追いかけたり、サクラの木に登ったり。いつものように、子どもたちは元気よく、はしゃいでいました。
捕まえた昆虫は、ビニールで覆ったダンボールの中へ。その中では、みんな仲良くとはいかず、カマキリがコオロギをカマで捕まえて食べる光景も・・・。生態系の循環の一部を垣間見ることができ、生きた勉強ができたとはいえ、少し子どもたちには残酷だったかも。

りす組(年中) (サポート みよちゃん)
りす組の子どもたちは山での散策にずいぶん慣れてきて、とても楽しそうにしています。
子どもたちの好きな遊びは・・・
男の子は何といっても虫を捕まえることが嬉しいようです。今は、バッタをよく見かけますね。
女の子は虫を捕まえることも楽しそうですが、花を摘むことも好きなようです。それから今の季節は、どんぐりが落ちているので拾って集めているようです。

秋の木漏れ日の中、アカタテハとルリタテハが仲良く木にとまっている姿が観察できました。
タテハチョウの仲間はこれから長~い冬を越します。
また来年の春、元気な姿を見せてね~♪



2012年10月20日(土):「葉っぱで楽しもう」


葉っぱをよく観察してみよう!

 葉っぱの色あわせ。色もいろいろ

◆実施日 2012年10月20日 (土)10:00~12:00 コナラコース

案内人:ほりちゃん、サブ:なかさん 他2名
参加者:9名 

6月以来土曜の散策会は、雨に見舞われることが多かったのですが、きょうは行楽日和となりました。
本日のテーマは「葉っぱ」です。きれいな花や実に主役を奪われることの多い葉っぱですが、今回はそんな葉っぱに着目してみました。

まずは葉っぱを活用している植物として、なじみのあるサカキ、ヒサカキ、ウラジロなどを観察。日常生活の中でよく使われているのですが、なぜその葉っぱを使っているのかを改めて考えてみます。使われるようになった由来を聞いてなるほど納得!意味を知っていると利用する価値が増すような気がしますね。
歩き進めると、アベマキの葉の上に何やら赤い実のようなものを発見!じつはこれ、実ではなく虫のしわざなんですという話に、みんなは「えーっ!!」と驚きの声が。虫が葉に卵を産んで中で幼虫が育っているんですとの話にまたまた「えーっ!!」
そして葉の香りをかいだり、虫が葉を食べた痕を見つけたり、いろいろな視点で葉を観察しました。

最後に葉の色を合わせるゲームを行いました。色紙と同じ色の葉を探します。最初に、緑色の色紙を見せます。「緑色の葉なんてたくさんあるよ。」なんて簡単に思うのですが、緑色といっても植物によって微妙に色が違うんですね。他に赤色、黄色、茶色など、いろいろな色にも挑戦してもらいました。

普段見ている葉っぱも、視点をもってみるとおもしろく、発見がたくさんありましたとの声が聞かれました。



2012年9月26日(水):「暮らしに役立つ草木のあれこれ」


和傘のどこにエゴノキが使用されているのかな?

 どんぐりっておいしい!
 笑顔も最高!

◆実施日 2012年9月26日 (水)10:00~12:00 

案内人:まっちゃん、サブ:大門さん 他2名
参加者:14名 

3ヶ月ぶりの散策会です。きょうはいつもと趣向を変え、ビンゴ方式で9つの草木を観察しながら案内人が問題を出し、参加者はビンゴカードにその解答を記入し、正解数でビンゴを競います。

■9つの草木の活用方法(ビンゴ方式)
・エゴノキ・・・和傘のろくろ(骨を集約する)に使用
・クリ・・・栗キントン、家の土台、枕木など腐りにくい性質を利用
・ツユクサ・・・友禅染などの下絵に利用
・ヒノキ・・・木材、入浴剤、屋根材、火起しなどの他、鵜飼の手綱にも使われていました。意外なところに使われていたのですね。
・クズ・・・くず粉、くずきり、くず湯、葛根湯、家畜のえさ、布など多方面で大活躍!有益な草の一つですね。
・ドングリの木・・・どんぐりの試食会。どんぐりは食べたらどんな味?マテバシイを食べてみたらこんなにおいしいとは知らなかったと大歓声!
・ナンテン・・・殺菌効果を利用して赤飯に、実はのど飴に。
・コウゾ・・・美濃和紙、山中和紙など。ミツマタ、ガンピの紹介も
・ヤブツバキ・・・椿油、染めもの、日本酒の醸造に
・クサギ・・・葉は恐慌食、実は染色に。自然界の草木で青く染まるのはタデ科のアイとこのクサギの実だけ。

ビンゴが最高8つもできた方が3人もみえましたW(^-^)W

■終わりの会(感心したことを一つだけ発表)
身近な植物が多方面で利用されていることに感心するばかりです。先人の知恵に脱帽!



2012年9月23日(日):森のようちえんのサポート報告


 大きなカエルだよ~ん

 小川に橋をつくろう!

◆実施日 2012年9月23日 (日)10:00~14:30 

今日は残念ながら雨。今年度は雨の日の実施が多いですね~(>_<)
ですが、みんな雨の森に慣れてきたようで参加率はまずまず。
雨の日でも遊ぶぞ~という元気な精鋭たち(?)が集まりました。

小学生 (サポート なかさん、やまちゃん、ほりちゃん)
今回は新しい試みで、午前中の活動を2コースに分けて子どもたちが選べるようにしました。1つは「遊びコース」、もう1つは「自然散策コース」です。「遊びコース」では小人の家づくりをしたり、小川で葉っぱの船を流したりして遊びました。「自然散策コース」ではお題にあったものを森から探し出したり、葉っぱの匂いをかいだり、どんぐりに卵を産む虫について考えたり、楽しみながら森について学びました。

くま組(年長) (サポート くにさん)
家づくりをするぞ!と意気込んで森へでかけました。ですが、流れる小川に目が奪われたのか橋をつくり出す子、水の流れを利用して「葉っぱを入れたスープ」をつくり出す子、山に探検に行く子など、様々な遊びに夢中になりました。

りす組(年中) (サポート みよちゃん
雨の日でもよ~く見ると、動物が見つかるんですよ。ミミズ、トンボ、カタツムリ、イモリ、バッタなどなど。追いかけたり捕まえたりと大忙し。みんな命のある大切な友だち。遊んだあとは放してあげようね。




2012年8月26日(日):森のようちえんのサポート報告


 試行錯誤しながら竹を組み立て中

 夏はやっぱ流しそうめんだね!

◆実施日 2012年8月26日 (日)10:00~14:30 

小学生 (サポート なかさん、ほりちゃん)
くま組(年長) (サポート くにさん)
あり組(年少) (サポート みよちゃん)


8月末でもまだまだ暑い!
今日は小川で水遊びを期待していましたが、水がほとんど流れておらず残念・・・でも今日は「流しそうめん」を実施します。
しかも、年長と小学生組は流しそうめんの台を竹から作るんです。子どもたちでどこまでできるかお手並み拝見(^o^)丿

切り出した青竹の先に切り込みを入れるところまでは大人がしましたが、その後、竹を半分に割く作業、節をとる作業、台を作る作業は子どもたちが中心で行いました。
小学生組は通常どおりにまっすぐ竹を並べるのではなく、四角に竹を並べて流したいとの意見が出て挑戦!
つなぎ目はどうしたらいいのかな?
作っては水を流してまた調整と試行錯誤。四角まではいかないけれど、ちょっと楽しげな流しそうめんのレーンが完成しました。

そうめんの台だけでなく、ネットやブランコなどの遊具も、子どもたちが手伝って取り付けました。たくましくなってきたなあ!!
暑い中汗を流し、そうめんを流し、とっても楽しくおいしい1日でした。



2012年7月21日(土):森のようちえんのサポート報告


 雨の中のブランコは楽し♪

 川遊びだってへっちゃらだ~!

◆実施日 2012年7月21日 (土)10:00~14:30 

小学生 (サポート なかさん、ありさん、ほりちゃん)
くま組(年長) (サポート 米原さん)
りす組(年中) (サポート みよちゃん)
あり組(年少) (サポート たっちゃん)


昨年度までの森のようちえんは天気に恵まれていましたが、今年度は4回実施中、2回が雨で降水確率が高めです。今日も雨ということで、参加人数が減ってしまいましたが、子どもたちはカッパを着て元気に集合!!

雨の散歩はいつもと違う出会いもあります。
ミミズを見つけた子の呼びかけでみんなが集まります。じっと見ている子もいますが、葉っぱを使ってさわる子もいました。さわられたミミズが跳ね上がると子どもたちから歓声が!
また、行きにカタツムリを見つけたので、みんなが帰りに立ち寄るときにはどこまで動いているのかも観察もしました。

小学生組は先月から楽しみにしていた川遊びをしました。
雨だけど、どうせ濡れちゃうから平気です。でもご飯を食べるとき雨は困るので、ビニルシートで屋根を作りました。初めは先生たちにお任せしていましたが、途中からは子どもたちもお手伝い。屋根はどこに作るといいかな?柱にする木はあるかな?いろいろ考えながら作ったようで、ちゃんと屋根はできました。大人が入るにはちょっと天井が低かったようですが…。
雨には雨の楽しさがあるけど、来月は晴れるといいな!



2012年6月27日(水):「あじさいロードを歩こう」


 サンコウチョウの模型で説明

 エゴノネコアシ(虫コブ)

◆実施日 2012年6月27日 (日)10:00~12:00 あじさいロード

案内人:三好さん、サブ:加藤さん 他3名
参加者:32名 

梅雨の晴れ間のひととき、あじさいロードを歩きながら6月の草花を観察します。

まずはじめに、ふれあいの森で一番人気のサンコウチョウの紹介をしました。
サンコウチョウは春、繁殖のために台湾、フィリピン諸島などから渡ってくる夏鳥で、オスのさえずりが「ツキ・ヒ・ホシ ホイホイホイ」と聞こえることから三光鳥と名づけられました。
今年は3箇所で巣作りをはじめ、6月初旬に抱卵を始め、6月下旬にはヒナの巣立ちが確認できました。抱卵から巣立ちまで子育てはオス・メス両方で力を合わせておこないます。
まだ巣立ったばかりの幼鳥に親鳥はエサを与えていますが、やがて自分でエサが捕れるように教えていきます。巣立ったヒナが無事に育ち、秋に元気よく南の島へ帰っていけることを祈るばかりです(^-^)

あじさいロードでは、期待していたコアジサイはすでに花の時期が終わり、代わってヤマアジサイが清楚な姿を見せてくれました。
他にこの時期に見られる花は、オトギリソウの仲間、ユキノシタ、サンゴジュ、ネズミモチ、テイカカズラ、イワガラミなどがあります。

桜広場で小休憩をしたら、管理道を歩いてセンターへ戻ります。
今年はエゴノキにつく「エゴノネコアシ」が例年になく目に付きます。
ネコノアシのように見える虫コブの中でアブラムシがすくすくと育ち、6月の終わり頃には穴をあけて脱出しますが、きょう観察したものはまだ脱出前のようでした。

最後に、小鳥たちのさえずりの中、森を歩いていると、とてもリラックスできたという声をたくさんいただきました。まさに森林効果ですね(^o^)/



2012年6月17日(日):初夏の自然観察


 瞑想中・・・

 百々ケ峰山頂で記念撮影

◆実施日 2012年6月18日 (日)8:30~12:30 百々ケ峰までの自然観察

案内人:中さん
参加者:13名 岐阜農林高校GFSC部(グローバル、フイールド、サイエンス、クラブ部)
コース:三田洞展望台→管理道→山頂展望台→アジサイロード→管理道→駐車場

今日は雨上がりの湿度のかなり高い中、岐阜農林高校GFSC部(グローバル、フイールド、サイエンス、クラブ部)の生徒さん13名を対象にした散策会をおこないました。

夏鳥のサンコウチョウが子育てしているところがバッチリ観察でき、また散策道の森の中でキビタキまで肉眼で観察できるような幸運にも恵まれました。
クールダウンも兼ねて管理道で寝転んで瞑想を行い、葉擦れの音まで聞くことができて良かったとの意見も聞かれました。
頂上の展望台からは長島の遊園地迄もが見渡せたようです。

最後に岐阜農林高校の先生からコメントをいただきました。
参加した生徒たちがサンコウチョウやキビタキを観察したり、夢中になって写真を撮っている姿は私にとってうれしいかぎりでした。今日参加した生徒たちは無意識のうちに自然と触れ合い、自然の楽しさや魅力を十分に感じてもらえたのでないかと思っております。



2012年6月2日(土):第1回 森で婚活


まずはお互いを知ることからスタート!

森の中のゲームは楽しい♪

◆実施日 2012年6月2日 (土)10:00~12:00 薬木広場周辺

案内人:くにさん、サブ:堀ちゃん 他2名
参加者:30名

木曜の昼迄、土曜の予報は曇り一時雨で開催が危ぶまれていましたが、一転して晴れの予報となり第1回目の森婚をスタートさせることができました。
これも、参加者の皆様の熱意のおかげかと。ありがたいことです。

さて、今回の参加者は男性15名、女性15名のフィフティ・フィフティです。
まずはじめに、お互いを知ることからはじめます。
ネイチャーゲーム「はじめまして」で、15分間相手を順番に変えながらお互いの自己紹介を行いました。このゲームで少しは緊張がほぐれたようです。

次は薬木の広場まで全員で移動。
広場では、ウグイスをはじめとして、様々な鳥の鳴き声が聞こえていたので、3分間瞑想してもらいました。
それから、2つ目のネイチャーゲーム「あの色この色どこの色?」を行いました。

上の2つのネイチャーゲームを通じて、皆さんの交流も深まったところで、最後は森の中でティータイム。
よもぎ茶、ドクダミ茶、レモンバーム茶、ルイボスティなどのハーブティと手作りのオレンジピールをいただきながら会話に花が咲きます。

解散後は参加者の皆さん同士がお互いに連絡先の交換をするなど、出会いのきっかけ作りのお手伝いができたのではないかと思いました(^^)

秋に第2回を予定しています。お楽しみに~♪



2012年5月23日(水):「すてきな春の贈り物」


食べられる野草と毒草の仕分け

セリとドクゼリについて

◆実施日 2012年5月23日 (水)10:00~12:00 薬木広場周辺

案内人:洞さん、サブ:まっちゃん 他4名
参加者:22名

神がかり的だった金環日食の晴天に続き、23日は、輝くばかりの五月晴れ。とっても気持の良い散策日よりになりました。 
                
活動の初めは、食べられる野草探し。みんなで採った野草を、春の七草・薬草・生食・毒草等に分類し、効用や特長に、「ハーッ、へーッ」の連続でした。
「タンポポは、母乳の出が良くなります~。」「ホ~。もう、遅いよ~(^o^)」

匂いで確かめたイヌザンショウ。本物のサンショウと比べたら香りがやっぱりイヌでした。でもイヌは犬ではないのです。否定形の「否」ですよ、というお話に「なるほど」。

カラスのエンドウとスズメノエンドウ、その間のカスマグサ。日本人の上等なシャレに皆さん、感心したり納得したりです。シ-ビービー鳴らしは、名人が中々見付かりませんでしたね。 

帰り道、カブレ三兄妹のウルシ、ヌルデ、ヤマハゼの違いをお勉強してから東屋へ移動。

お楽しみの試食タイムです。
イタドリのキンピラ・ヨモギパン・スギナのお茶等に皆さん、大興奮でした。いつも身近に見ている草が、食べられるなんてびっくり!「美味しい!作ってみたい。」ほんの一口でしたから舌に沁みります。

そして、散策会の〆は、山菜を採る時の注意点です。食べられる野草を知ると同時に毒草も覚えてくださいね!

嗅いで、触って、遊んで、かじっての楽しい散策会でした。



2012年5月20日(日):森のようちえんのサポート報告


見晴らしがいいぞ~

お弁当がおいしいね☆

◆実施日 2012年5月20日 (日)10:00~14:30 

小学生 (サポート やまさん他1名)
くま組(年長) (サポート くにさん)
りす組(年中) (サポート たっちゃん)
大人の散歩 (サポート なかさん他1名)


今日の小学生クラスは、子ども46名、案内人を含めたスタッフが13名、合計59名と大所帯!今までは学年で分けていましたが、今回からいろいろな学年の子が入るようグループを決めました。初めての試みでどうなるかなと心配しましたが、リーダーが班の人数確認や下級生の面倒を見てくれて頼もしい限り。

今日は森の勉強もしました。森にいる動物や植物には、蜂やウルシなど注意をしなくてはいけないものもあります。森で遊ぶときにはルールを守って楽しく安全にね!

ようちえんのクラスでは、年長のくま組さんが山歩きを行いました。ただ歩くのではなく、自然の中の色を探そう!ということで、紫色、緑色、黄色、赤色の折り紙を示し、色を探しながら歩きました。楽しみながら山を歩くことができたようです。
くま組さんは卒園となる年度末には頂上まで登る計画です。



2012年5月19日(土):「五感を使って歩こう」


イモリとヤモリはどこが違うの?

イモリの赤い腹

◆実施日 2012年5月19日 (土)10:00~12:00 オオタカコース

案内人:中さん、サブ:たっちゃん 他9名

今まで雨に祟られていたことが嘘のような薫風かおる5月、雲一つない絶好の散策日和になりました。

参加人数26名オオタカコースでの散策です。
アイスブレイク兼ねて写真の中の「何処にいるんでしょうか?」で先ずは肩慣らしです。
そしてキノボリトタテグモの空き家を観察して貰い皆さん目が点になっていました。
五感ですから視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の全てです。
イモリやアカメガシワ・アカマツの花・ウグイスの鳴き声・字書き虫・スイバ&イタドリ・ハリエンジュ等を取り上げました。

三期生の皆さんの案内に参加者の皆さんはー・ほー・へーと感心されていたようです。

最後の振り返りの「今日発見した事」では、イモリの腹を初めて見た、落とし文などの虫の知恵には驚いた、目を下だけでなく上や周りを見ながら散策しないと、スイバやイタドリの懐かしい味に出会えた、など等色々発見されたようでした。
ところで今日の一番の上出来はお天気でした(^。^)y-.。o○



2012年4月25日(水):「春の輝きを求めて」


自作の万華鏡をみんなで回覧

不思議なカラーズの世界

◆実施日 2012年4月25日 (水)10:00~12:00 キツツキコース

1グループ(12名)案内人:加藤、サブ:大門 他2名
2グループ(11名)案内人:洞、 サブ:松本 他2名

予定していた観察場所の草花が3日前に刈り取られるというハプニングがありましたが、この時期いたる所に草花が咲き乱れ、無事に散策会を行うことができました。

最初に、自然の美しさを体験して頂くため、万華鏡に草花を少し入れ、世界にたった1つの万華鏡を自作しました。草花がおりなす鮮やかな幾何学模様の美しさに驚かさせられました。

次に花の観察を桜広場経由で行いました。黄色系、白色系、紫色系、赤色系の花がいっぱいあり、それぞれの花の生態、特徴、名前の由来等について説明しましたが、時間が足りないくらいでした。

最後に、春の訪れを告げ「春の女神」の異名をもつギフチョウにお目にかかることができました。羽に7つの色を持ち、地面近くを漂うように飛ぶ姿は、大変優雅な舞であり、しばし時の経つのを忘れさせてくれました。

この時期は、年間を通じて最も森が輝く時であり、散策にはベストシーズンです。
ぜひお出かけ下さい。



2012年4月22日(日):森のようちえんのサポート報告


雨の散策もまた楽し~♪

これな~んだ?

◆実施日 2012年4月22日 (日)10:00~14:30 

ひかり組(小2・3) (サポート なかさん・ありさん)
ほし組(小1)  (サポート たっちゃん)
くま組(年長)  (サポート くにさん)


今日は今年度最初の森のようちえんです。
新しいお友達との出会いもあるし、わくわく!
でも、残念ながら雨となってしまいました。ですが、自然の中では雨は当然のこと。一部のクラスを除いて、実施することとなりました。

ほとんどの子どもは雨を気にせず、はしゃぎながらの森の散策です。かっぱと長靴で元気よく歩いていきます。春になっていろいろな生き物に変化が見られます。モクレンの芽、ギフチョウの卵、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、タネツケバナなど、いろいろな生き物を観察することができました。

また、雨ならではのものも観察することができました。
「樹幹流」とよばれる「泡」です。木の肌にある筋に水が渦を巻き空気を取り込むと泡が出来て下に行ってたまります。)

お昼ご飯も外で食べました。キャンプ場の屋根があるところなどを探しました。透明なシートを張ってその下で食べる子もいましたよ!

雨の日の森は、とても新鮮で子どもも大人も楽しめたようです。